料金体系

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本文の概要は下記のとおりです。

  • Alibaba Cloud 料金の基本的な考え方の紹介
  • Alibaba Cloud 課金体系の紹介
  • Alibaba Cloud お支払い関連の紹介
  • 代表的なプロダクトの料金体系の紹介

初めに

本文の目的は、Alibaba Cloud の課金ルールや料金計算方法などを紹介し、お客様のサービスにおける今後のコスト管理と最適化に役立つように、 AlibabaCloud の料金体系を理解してもらうことです。 image_1dcghej001fom18mo10ug1c1c9cp2e.png-763.4kB

基本概念

まず、買い物における一般的な料金関連の基本概念をいくつか紹介します。

キーワード1:レンタル

一般的に、買い物は買った物に対する所有権の有無で2種類に分けられています。

クラウド上の商品は、基本的にはお客様はデータセンターのリリース(CPU、DISK、NetWork)やアプリケーション(API)をある時間帯でレンタルし、自身のビジネスを行うという形です。なので、クラウド上料金の設定は基本的にはレンタル式の考え方です。

キーワード2:前払いと後払い

買い物の際、お金を支払うタイミングによって、課金方法は前払いと後払いの 2 種類に分けられています。

2 つの課金方法は項目ごとにそれぞれメリットとデメリットがあります。比較の詳細は、下記表をご参照ください。

比較項目 サブスクリプション 従量課金
支払いタイミング 前払い 後払い
決済サイクル 週/月/年 1時間
柔軟性
平均単価
利用シーン 長時間利用 短時間利用
料金滞納リスク なし あり
すぐリリース 不可 可能

Alibaba Cloud はサブスクリプション従量課金の両方をサポートしています。

キーワード3:ライフサイクル

前述の通り、クラウド上のプロダクトは基本的にレンタル式でサービスを販売しているため、一つのサービスを利用開始してから、利用できなくなる(リソースがリリースされる)までの期間を一つのライフサイクルと言います。

ライフサイクルのステータス変化は支払い方式(サブスクリプションと従量課金)によって違います。サブスクリプションは購入したサービスの期限が切れるとリリースされますが、従量課金はお客様が手動でリリースしないかつ料金滞納が発生しない限り、サービスが自動的にリリースされることはありません。

イメージについて、下記フロー図をご参照ください。

graph TB
    st((購入)) --> op0[利用開始]
    op0 --> op1[期限切れ]
    op1 --> op2{延長}
    op2 --失敗--> op3[15 日後サービス停止]
    op2 --成功--> op0
    op3 --> op4[さらに15 日後データ削除]
    op4 --> en((リリース))

従量課金における料金滞納の影響範囲はアカウント内のすべての従量課金プロダクトです。

graph TB
    st((利用開始)) --> op1[料金滞納発生]
    op1 --> op2[3回課金再試行]
    op2 --> op3{滞納継続}
    op3 --no --> st
    op3 --yes --> op4[15 日後サービス停止]
    op4 --> op5[さらに15 日後データ削除]
    op5 --> en((リリース))

キーワード4:課金計算単位

クラウドサービスの利用料金を計算する場合は、使用量と使用時間で下記項目と計算単位を明確する必要があります。

仮に、現在クラウドサービス ECS は 3 つの課金項目があります。

  1. インスタンス利用料金:一時間単位課金(10円/時間)
  2. クラウドディスク料金:ストレージごとに一時間単位課金(1.5 円/GB/時間)
  3. ダウンロードトラフィック料金:トラフィック量ごとに課金(0.5円/GB)

このインスタンスの利用時間が 3 時間、クラウドディスクの利用料が 40GB、ダウンロードしたデータ量が 120GB の場合、課金額を計算すると下記表のとおりになります。

課金項目   インスタンス  クラウドディスク  トラフィック
利用量 - 40GB 120GB
最小利用量単位 - 1GB 1GB
最小利用量単位単価 10円 1.5円 0.5円
利用時間 3時間 3時間 -
決済時間単位 1時間 1時間 -
時間単位単価 10円 1.5円 -
金額 3*10円 40*3*1.5円 120*0.5円

料金に関する一般的な概念の紹介は以上になります。

次からは、具体的に課金項目の考え方や課金体系の詳細、支払いについてなどを紹介します。

課金項目


基本課金項目

Alibaba Cloud には、リソースの種類によって、コンピューティングストレージネットワークトラフィック(アウトバウンドデータ転送)の 3 つの基本的なコスト要因があります。

ネットワーク料金について、データ転送 (アウトバウンド) は有料ですが、インバウンドデータ転送、または同じリージョン内の他の Alibaba Cloud サービス間でのデータ転送は無料です。

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これらの特性は使用している Alibaba Cloud 製品によって多少異なりますが、基本的にはこれらがコストのコア部分になります。それ以外は、各プロダクトの特徴次第で独自の課金項目が存在するものもあります。

プロダクト独自課金項目

インフラリソース(Compute、Storage、Network)以外は、プロダクトの特徴次第でいくつか課金される項目があります。例として、以下の項目があります。

具体的には、各プロダクトの料金紹介 ページをご参照ください。

課金体系

基本概念のセッションでも紹介しましたが、Alibaba Cloud は基本的にサブスクリプション従量課金の二種類の課金方法を提供しています。プロダクトの従量課金と合わせてリソースパッケージ(例:トラフィックパッケージ)も提供されています。

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各課金方法の特徴について、具体的に紹介します。

サブスクリプション

サブスクリプションは、支払った後にリソースを使用できる前払いの一種です。

※ プロダクトによって自動更新オプションとアップグレード/ダウングレードオプションは提供しない場合もあります。

期限   自動更新有効
有効期限日当日(T) 正常に稼働
期限切れ15日後(T+15) サービス停止、データは保留
期限切れ30日後(T+30) リソースリリース、データ削除

従量課金

従量課金では、実際に使用したリソース量に応じて料金が請求されます。 この方式により、随時要求に応じてリソースの有効化、リリース、購入が可能で、ビジネスの成長に合わせてスケールアップすることもできます。 多くのリソースが無駄になってしまうこともある従来のホストへの投資に比べ、30% から 80% 程コストを削減することができます。

Alibaba Cloud では、従量課金のインスタンスが停止しても、リソースをリリースしない限り課金され続けます。

ECS には、停止したインスタンス(VPC 接続)には課金されない という機能が導入されています。この機能を有効にすると、停止済みステータスになったときに、VPC 接続の従量課金インスタンスに料金を支払う必要はありません。詳細は、こちら を参照ください。

リソースパッケージ

リソースパッケージは従量課金の補足として使われています。一部リソース(例えばトラフィック)は事前に使用量を予測するのが難しいため、実際の使用量に応じた課金方法でしか対応できません。このようなリソースを Prepay でも使用できるように、リソースパッケージが作成されました。リソースパッケージを使用すると、リソースパッケージ内のリソース量が優先的に差し引かれます。超過した部分は従量課金で課金されます。 通常のサブスクリプションとリソースパッケージの比較について、下記をご参照ください。

比較項目   サブスクリプション  リソースパッケージ
課金方式 Prepay Prepay
購買単位 時間単位(月/年) リソース単位(通常はGB)
リソースタイプ Computing Storage, Outbound Traffic
使い切る場合 リリースされる 従量課金として課金される

価格と割引

Alibaba Cloud の価格影響要因や無料利用枠など、お客様のコスト削減に役立つ内容を紹介します。

価格の影響要因

割引と無料利用枠

お客様が手軽に Alibaba Cloud の製品の利用を開始できるように、アカウントを登録すると、日本サイト全体に適用される無料クーポンが付与されます。

また、一部プロダクトでは個別に無料利用枠が用意されており、お客様のトライアル費用を抑えることができます。

支払い関連

プロダクト別注意事項

料金の全体ルールに加えて、カテゴリーごとに Alibaba Cloud 基本プロダクトの料金を紹介します。製品および課金体系ごとの具体的な料金は、Alibaba Cloud 料金表 でご覧いただけます。

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