【レポート】日立システムズ講演:DXを支援するマルチクラウドソリューション「Gateway for Bussiness Cloud」 #ApsaraConference

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株式会社日立システムズ ビジネスクラウドサービス事業グループ 玉井学 氏

2020年9月17-18日に開催されたAlibaba Cloudのカンファレンス「Apsara Conference 2020」の日本語セッションで、株式会社日立システムズ ビジネスクラウドサービス事業グループ 玉井学氏が「DXに不可欠なITインフラをワンストップで提供するクラウドソリューション(Gateway for Bussiness Cloud)」というタイトルで講演いたしました。

講演資料は下記フォームよりダウンロードいただけます。

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コロナ禍で進む日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)

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内閣府「経済財政運営と改革の基本方針2020」の概要

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてオンラインでの活動が増えてきております。 内閣府が発表した「経済財政運営と改革の基本方針2020」ではコロナの困難を乗り越えるためには新たな日常構築の原動力となる、デジタル化の集中投資・実装とその環境整備が重要となってきております。

特に「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の推進、変革を加速するための「書面・押印・対面主義」に代表される従来の制度・慣行の見直しが重要となってきております。当社のお客様には紙の資料を見るため、書類にハンコを押すために在宅勤務ができず、出社しているという方もいらっしゃいました。

デジタルトランスフォーメーションの推進は従来からビジネスの俊敏性・新規ビジネスの創出・競争優位性の確立などの点から強く求められておりましたが、コロナの影響を受け、今後さらに加速していくと思われます。

 

DXの加速化で利用促進が期待されるマルチクラウド

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デジタルトランスフォーメーションの加速に伴い、この流れを支えるために企業のマルチクラウド利用も促進していくと考えます。

マルチクラウド環境とはお客様拠点にありますオンプレミスのシステムやデータセンターにあるプライベートクラウド、パブリッククラウドに加え、Amazon Web Service(AWS)・Microsoft Azure・Alibaba Cloudなどのメジャークラウドの3つの環境を利用目的に応じて最適に組み合わされたITシステム環境、と当社では定義しています。

マルチクラウドの市場規模は下記のグラフにもあるように、毎年高い成長率で拡大しています。また、従業員1,000名を超えている会社においては93%の企業に利用されております。ビジネスのスピードアップ、IT資産の「所有」から「利用」へ、またITコストの最適化などの理由から多くの企業でマルチクラウドの利用が拡大しております。

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マルチクラウドにおける課題

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しかし、マルチクラウド環境には下記のような課題もあり、導入時の大きなハードルとなっております。

①運用管理の煩雑化
-複数のクラウドサービスを利用することによる運用負荷の増大
-先端のクラウド技術をキャッチアップする工数

②ネットワーク
-通信の流れが変わり、ネットワークレスポンスが低下
-接続回線の管理コスト


③セキュリティリスク
-情報システム構成の複雑化によるセキュリティリスクの増大
-システム部門が把握してないシステム(シャドーIT)が増加することによるリスク

 

マルチクラウドの課題を解決する「Gateway for Buisiness Cloud」

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この課題を解決するためにマルチクラウドの各種サービスをパッケージ化したワンストップソリューションが「Gateway for Buisiness Cloud(GWBC)」です。

AWS・Azure・Alibaba Cloudなどのメジャークラウドと日立システムズのデータセンターをプライベートネットワークで接続するため、信頼性の高いネットワーク環境にてこれらのクラウドサービスを利用することができます。

さらに、単なるネットワーク接続だけではなく、先ほど利用時の課題として挙げられた運用管理・セキュリティのパッケージサービスを組み合わせることも可能です。

日立システムズは自社でデータセンター保有し、約50年もの間多くのお客様のシステムの運用、監視を行ってきました。このノウハウを活用してマルチクラウドの運用も行っております。

セキュリティについては、ファイアウォール・IPS・IDS・ウイルス対策などの基本的なサービスに加え、オプションにはなりますが、統合SOC(Security Operation Center)による セキュリティ統合監視サービスなども提供しております。

統合SOCによる セキュリティ統合監視サービスサービス は金融機関のお客様など、多くのお客様にご利用いただいております。このように高度な知識と技術が求められるセキュリティサービスもお客様のニーズにあわせてご提供しております。

 

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大手アパレル企業でのAlibaba Cloud導入事例

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ここで、大手アパレル企業A社様の事例について紹介します。A社様では経営統合を加速した結果、既存のITインフラが複雑に絡みあう状況になっておりました。またアジア諸国へのグローバル展開など経営革新のスピードがさらに加速化している状況があり、この変化に対応できるITインフラの構築が求められておりました。

この課題に対して、日立システムズは利用目的に応じて組み合わせた適材適所のマルチクラウド環境を構築いたしました。

A社では主要システムはAWSを利用しておりますが、中国拠点はAlibaba Cloudを採用し、日本と中国のリージョンの接続にはプライベートネットワークサービス「Cloud Enterprise Network(CEN)」を利用しています。

Alibaba CloudはAPAC地域で1位、世界でも3位のシェア があるクラウドサービスであり(出典:Gartner Market Share: IT Services, Worldwide 2019)、特に中国に強いクラウドサービスとして知られていますが、日本ではSBクラウドが日本語による企業向けのサポートを提供しております。A社ではアプリケーションの開発を中国現地のベンダーが行っており、現地エンジニアがAlibaba Cloudの環境に慣れていたことも採用の決め手となりました。

 

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また、監視サービスやSEサポートも併用することで一元的な保守・運用体制を整備しました。これにより、お客様はIT戦略の立案などのコア業務に専念することができました。

日立システムズはマルチクラウド環境における課題解決をワンストップソリューションとして、提供しております。今回ご紹介したような導入事例をパッケージ化することで、マルチクラウド環境をより迅速かつ適切にご提供してまいります。

 

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日立システムズのWebサイトでは渋谷区様、沢井製薬株式会社様、アダストリア様、イープラス様などのマルチクラウド導入事例を紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
導入事例はこちらからご覧いただけます。

 

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