SBクラウドのマーケ担当の齋藤です。
6月に開催されたAlibaba Cloudセミナーをご紹介いたします。
Alibaba Cloudセミナーは、SBクラウドのビジネス・Alibaba Cloudサービスについて紹介する「Alibaba Cloud概要セミナー」と、Alibaba Cloudのクラウドサービスを効率的に管理するための仕組みを紹介する「Alibaba Cloud技術セミナー」の2部構成で開催されています。
そのうち、Alibaba Cloud技術セミナーでは毎月新しいテーマでクラウドサービスの効率的な管理・運用を実演にて紹介しています。
第1部:Alibaba Cloud概要セミナー「はじめてのAlibaba Cloud」
概要セミナーでは、SBクラウド営業担当よりAlibaba Cloudのサービス概要やクラウド市場の状況、ビジネスへの活用などを中心とした説明が行われました。
Alibaba Cloudは中国を代表するIT関連企業アリババグループが運営しており、中国でのビジネス進出には最適なクラウドサービスです。
SBクラウドではAlibaba Cloudの日本での提供・販売をしています。
Alibaba Cloudは日本・中国・その他全世界13か所のデータセンターにてサービスを展開しており、1つのアカウントで13か所すべてのサーバを購入することができる、グローバルなビジネスを支えるクラウドサービスということが紹介されました。
※2017/7/4現在、日本サイトでは10リージョンで購入可能、中国サイト・国際サイトでは13リージョンで購入可能です。
SBクラウドは、このAlibaba Cloudの日本展開を支えており、日本語でのサポート、日本語ドキュメント、日本語コンソール、そして日本円での支払いを提供しています。
最近サービスを開始した、パッケージメニューにサイバーセキュリティ保険が付帯されるメニューも紹介されました。
第2部:Alibaba Cloud技術セミナー「Alibaba CloudでCI/CDを実現する。クラウドでのデプロイ方法をマスターしよう編」
技術セミナーではSBクラウドのクラウドアーキテクトによるAlibaba Cloudの機能や管理方法を実演する技術セミナーが行われました。
まずはクラウド環境でのデプロイ方法として、クラウドならではのメリットを活用したパターンも含めて紹介されました。
デプロイに必要な更新されたカスタムイメージもAlibaba Cloudでは3つのパターンから構築するアプリに合わせて作成ができます。
その後、Alibaba CloudでCI/CDの概要の説明の後にデモが始まりました。
※CI…継続的インテグレーション(コード変更をした際に自動化されたビルド・テストを行うこと)
CD…継続的デリバリー(コード変更をした際に自動化されたビルド・テスト・本番リリースを行うこと)
アプリのコミットにはgithub、CI/CD部分にはwercker、カスタムイメージ作成はAlibaba Cloud APIといった形でそれぞれツールを使用し、コミットからデプロイまで自動で行われました。
※wercker…Dockerを使ったCI/CDを実行できるサービスです。
実際にデモではWEBアプリケーションの変更からデプロイまでを自動で行いました。
下写真のようにSoftbank World開催までの時間表示方式を分単位から日単位に変更しています。
このようにクラウド環境ではクラウドのメリットを生かしたデプロイ方法を選択し、開発からデプロイまで自動化することで作業効率・品質向上につながります。
7月の技術セミナーも好評につき、CI/CDの内容を行う予定ですので、ぜひご参加の上、ご体験ください。なお、同セミナーにはRancher Japanの新藤洋介氏にRancherに関してご登壇頂く予定です。こちらもぜひご参加くださいませ。
■参考資料
資料はこちら(slideshare)
技術セミナーの詳しい解説はこちら(SBクラウド技術ブログ)
上記にもありますが、先日SBクラウドの技術ブログが開設されました。
日々Alibaba Cloudを中心としたクラウドサービスやインフラ技術に関して記事を公開しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。
技術ブログはこちら