マイネット社がインフラ基盤のコストダウンを実現できた理由(ウェビナーレポート)

マイネット社がインフラ基盤のコストダウンを実現できた理由(ウェビナーレポート)

2020年7月30日に、SBクラウドウェビナー『マイネット社はどうやってゲーム基盤のコストダウンを実現できたのか ~「アヴァロンの騎士」「ドラゴンタクティクス」など人気タイトルの基盤移行の秘訣を大公開~』を開催しました。

スピーカーとして株式会社マイネット・相澤 典孝様にご登壇頂き、Alibaba Cloudを導入した経緯・狙いなどについて紹介いただきました。

 

本記事では、ウェビナーの内容についてレポートいたします。

 

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ゲームタイトルのインフラは、利用ユーザーの推移によって柔軟にコストの最適化を行っていく必要がある。
日本のゲーム業界を代表するマイネット社は、「アヴァロンの騎士」「ドラゴンタクティクス」などの人気タイトルのインフラコスト最適化を実現しており、その理由の一つはゲーム基盤に「Alibaba Cloud」を選定したことにあった。

なぜ数あるクラウドの中から、なぜ「Alibaba Cloud」を選定・導入したのか。選定理由や導入の裏側に迫る。

 

――本日はよろしくお願いいたします。まずはマイネット様の業務内容について教えて下さい。

相澤様:マイネットグループは、「オンライン時代の100年企業」を経営ビジョンに、現在はゲーム業界にセカンダリーマーケットを切り拓いたゲームサービス事業を主力事業として展開しています。国内最大数のゲーム運営で蓄積したデータ基盤や、アセットシェアリング基盤を活用し、ユーザーの皆さまが長くワクワクできる「10年空間」の実現を目指しています。

 

――ゲームサービス事業とはどのような事業ですか?

相澤様:各種メーカー様が開発・運用されているオンラインゲームタイトルを買い取りや協業によって仕入れ、既存の開発手法・運用手法を的確に承継した後に、弊社で蓄積されたノウハウを適用することで、ゲームタイトルの長期運用を実現する事業となっております。

 

――ゲームサービス事業遂行の課題を教えて下さい。

相澤様:長期運用をミッションとして掲げているので、ランニングコストが高いと長期運用ができません。そのため「長期運用を見据えたランニングコストの適正化」に注力しています。

 

――「ランニングコストの適正化」という課題を解決するため、Alibaba Cloudに基盤を移設した決め手を教えていただけますか?

相澤様:はい、まず「アヴァロンの騎士」「ドラゴンタクティクス」という2つのゲームタイトルに関して、Alibaba Cloudに基盤の移設を行いました。

基盤の移設の際には、サービスの運用責任者がサービスを止めて引っ越しをしなければいけないため、「運用が阻害されるのではないか」という懸念を持たれる方が多いと思います。

しかしAlibaba Cloudは、すでに中国本国でアリババグループの巨大なサービスを安定して運用しているので、安心して使用できるということがまず挙げられます。また、問題が発生した際に、SBクラウドのサポートを利用することで、迅速かつ技術的にも的確な回答を頂けたので、移設を踏み切る決め手となりました。

 

――Alibaba Cloudを選んだ理由を教えて下さい。

相澤様:まず一つは、プロダクトの多さです。移設をすることによってコストメリットを出すにあたって、移設前環境がマネージドサービスにたくさん依存していた場合に、これらに代替するプロダクトが多く備えられているというのは大きな魅力です。そしてもう一つは、コスト面の優位性です。

 

――どのような構成を使っているのでしょうか?

相澤様:主要なサービスとしては仮想サーバのElastic Compute Service(ECS)、そしてDB(データベース)をよく使用しているのでApsaraDB RDS for MySQL、あとはKVS(キーバリューストア)を使っているのでApsaraDB for Redisなどです。

 

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――コストメリットの詳細を教えて下さい。

相澤様:移設にあたって、構成の最適化を実施したということもあり、移設前の環境から5~6割強のコストカットを実現できています。

移設に際して発生する追加費用も、2~3カ月で回収しきるイメージで運用を行っています。

 

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――実際にご利用されてみて感じた、Alibaba Cloudのメリット・デメリットを教えて下さい。

相澤様:メリットとしては、ゲームサービスの運用はECSで構築したインスタンスに頼ることが多いと思いますが、ECSはインスタンスタイプがとても豊富なので、ほとんどのゲームの需要に適したインスタンスタイプを選ぶことができ、コスト最適化が行えることです。

一方デメリットは、本国でリリースされた魅力的なプロダクトが日本で利用できるようになるまで時間がかかることです。

 

――Alibaba Cloudを検討している方へアドバイスをお願いいたします。

相澤様:移設前環境から違和感なく移行でき、コストパフォーマンスが期待できると思いますので、是非前向きに検討いただけると良いのではないかと思います。

 

――相澤様、本日はありがとうございました!

 

<ウェビナーの全編はこちら(全編30分)>

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