SBクラウドとまほろば工房が日中間のIP-PBXで業務提携

2019年5月30日
SBクラウド株式会社
株式会社まほろば工房

~「Alibaba Cloud」上にIP-PBX環境を構築し、日中間で国内同等の内線通話が可能に~

クラウドサービス「Alibaba Cloud」を日本国内で展開するSBクラウド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 兼 CEO:内山敏、以下「SBクラウド」)と株式会社まほろば工房(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:近藤邦昭、以下「まほろば工房」)は、日本と中国間の安定的な内線通話環境の構築を目的に、日中間のIP-PBX*1システムに関する業務提携契約を締結し、まほろば工房が提供するPaaS型(環境提供型)クラウドIP-PBXサービス「MAHO-PBX NetDevancer Cloud」を、本日から「Alibaba Cloudマーケットプレイス」で提供開始しました。

これにより、「Alibaba Cloud」上に「MAHO-PBX NetDevancer Cloud」のシステム環境を構築可能になるほか、日中間の通信を高速・安定化させる「Alibaba Cloud」の各種サービスとの連携が可能になるため、企業は日中の拠点をつなぐ内線通話を日本国内と同等の品質で利用できるようになります。

なお、日本の企業が「Alibaba Cloud マーケットプレイス」上でサービスを提供するのは、まほろば工房が初めてとなります。

 

■業務提携の背景

近年、中国に支店や工場などを保有する日本企業が増加しており、こうした企業が業務を円滑に進めるためには、日中の拠点間を内線通話でつなぐとともに、安定的な通話環境を確保することが重要です。

しかし、SaaS型(共有型)のクラウドPBXを利用して日中間の内線通話を行う場合、国際間IX(インターネットエクスチェンジ)を介して中国国内のインターネット環境に接続することが一般的なため、通信環境が不安定であるという課題がありました。

そこで、SBクラウドとまほろば工房は、日中間の安定的な内線通話環境を構築するべく、日中間のIP-PBXシステムに関する業務提携契約を締結しました。

 

■業務提携の概要

今回の提携により、「Alibaba Cloud」の仮想サーバーサービス「Elastic Compute Service(ECS)」(東京リージョン)上に、まほろば工房が提供する「MAHO-PBX NetDevancer Cloud」のシステム環境を構築することが可能になります。

また、日中間の専用線を活用したネットワークサービス「Cloud Enterprise Network(CEN)」および、中国拠点のプライベートネットワークとVPNを介して接続する「VPN Gateway(VPN GW)」を併せて利用することで、日中間の通信の高速化と安定化が図れるため、日本国内と同等の品質で内線通話を行うことが可能になります。 

今後、SBクラウドとまほろば工房は、クラウド上に構築したIP-PBXシステムによる通話品質の向上を通じて、拠点間のコミュニケーションおよび業務の円滑化・効率化を図り、企業の働き方改革を推進していきます。

  

■サービスイメージ

<従来の日中間の内線通話環境>

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<Alibaba CloudとMAHO-PBXで実現する日中間の内線通話環境>

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サービスの詳細はこちらをご覧ください。
https://jp.alibabacloud.com/partner/ate-mahoroba

 

■各サービスの利用料金(税抜き)

・MAHO-PBX NetDevancer Cloud
 初期費用 1万2,500円
 月額費用 1万2,500円(端末20台まで)
 ※21台以上は別途お見積もりとなります。

・Elastic Compute Service(ECS)
 月額費用 6,330円
 ※汎用タイプ g5(2vCPU/8GBメモリ)を利用した場合の料金です。

・VPN Gateway(VPN GW)
 インスタンス料金 1時間当たり6.79円
 (中国本土リージョン、10Mbps仕様を利用した場合)
 トラフィック料金 1GB当たり13.8円
 (青島を除く中国本土リージョン)

※料金はリージョンにより異なります。
※SSL VPNを利用する場合は、別途SSLサーバ証明書の利用料金が必要となります。

・Cloud Enterprise Network(CEN)
 中国から日本への接続に関する料金
 (1Mbps当たりの金額)
 帯域幅100Mbps以下:月額1万5,180円
 帯域幅100Mbps以上1,000Mbps未満:月額9,550円
 帯域幅1000Mbps以上:月額8,510円
 ※最低帯域幅は2Mbpsとなります。

 

■MAHO-PBX NetDevancerについて

「MAHO-PBX NetDevancer」シリーズは、まほろば工房が開発・販売している小型・高性能IP-PBXです。小規模から大規模まで様々な規模に対応しているほか、「MobileWarp」サービスを併用することで、社外や社内LANのない環境でも内線を活用できるようにすることができます。

「MAHO-PBX NetDevancer Cloud」は、アプライアンス型の「MAHO-PBX NetDevancer」の機能をそのままに、仮想環境上で利用できるPaaS型のクラウドIP-PBXサービスです。

通常のクラウドPBXとは異なり、「仮想アプライアンス」という形で利用できるため、自社のクラウド環境や「Alibaba Cloud」のようなパブリッククラウドでも利用できることが特長です。月額1万2,500円からと安価に利用できるほか、無償のトライアル利用も可能です。

「MAHO-PBX NetDevancer」シリーズ
「MAHO-PBX NetDevancer Cloud」

 

■Alibaba Cloudについて

「Alibaba Cloud」は、アリババグループのクラウドコンピューティング部門であるアリババクラウドが提供するクラウドサービスです。アリババクラウドは、世界トップ3のIaaSプロバイダー*2かつ、中国国内で最大のシェアを誇るパブリッククラウドサービスプロバイダー*3として、アリババグループのマーケットプレイスやスタートアップ企業、中小企業、政府関連機関をはじめとする、世界中の事業者に包括的なクラウドコンピューティングサービスを提供しています。

「Alibaba Cloud」
「Elastic Compute Service」
「Cloud Enterprise Network」
「VPN Gateway」 

 

■Alibaba Cloudマーケットプレイスについて
「Alibaba Cloudマーケットプレイス」とは、サードパーティーが提供するアプリケーションを自由に購入できるマーケットプレイスです。ユーザーは「Alibaba Cloud」のコンソールから数クリックで利用を開始できます。
https://marketplace.alibabacloud.com/

  

■株式会社まほろば工房について

株式会社まほろば工房は、2007年3月に設立され、IP-PBXをはじめ、音声による自動通報サービスや通信事業者向けのネットワークコンサルテーションなど、ネットワークと音声を中心としたコンサルテーションからサービス開発、ソフトウエア開発まで幅広く対応を行っています。
https://www.ate-mahoroba.jp/

  

■SBクラウド株式会社について

ソフトバンク株式会社とアリババグループが2016年1月に設立した合弁会社で、2016年12月から「Alibaba Cloud」の日本国内データセンター運用やサービスのローカライズ、日本語サポートを行っています。
https://www.sbcloud.co.jp/ 

 

・記載されている会社名および商品・サービス名は各社の登録商標または商標です。

*1:IP-PBXとは、Intenet Protocol Private Branch eXchangeの略称で、IP電話を利用して内線通話や外線通話の接続を行う交換機のこと。

*2:Gartner Worldwide IaaS Public Cloud Services Market Share, 2016-2017

*3:IDC Semiannual Public Cloud Services Tracker, 2018 H1