こんにちはSBクラウドLeoです。個人的には本年初投稿になります。今年もよろしくお願いいたします。
さてさて、みなさんImage Search(イメージサーチ)を使っていらっしゃいますか?もしかすると「月50万はちょっと高額…」と思って手を出していない方が多かったのでは無いでしょうか?そんな方々に本日は朗報をお届けします!!!なんとImage Searchが新料金体系(試すくらいならほぼタダ)になりました!!!
ということでアップデート情報をご紹介していきます。
まずそもそもImage Search(イメージサーチ)とは?という方は以下をご覧ください。当記事はイImage Searchの料金の話題に特化したものになっております。
https://techblog.sbcloud.co.jp/2018/08/06/imagesearch_001/techblog.sbcloud.co.jp
従来料金体系と何が変わったか
従来のImage Searchの料金体系、実は以下のようになっていました。
リージョン | 香港 | 日本・シンガポール・シドニー |
料金/月 | 約30万円 | 約50万円 |
TaobaoやTmallにてすでに実績のある機械学習モデルを自分のアプリにも活用できるという点ではこの価格もまぁ…という感じはしますが、個人でお試しいただくにも企業でPoCしていただくにしても少し検討のいる料金となっていました。我々としてもお使いいただくには香港をオススメするしかないという状況でもありました…
では、これがどのようになったか!?以下をご覧ください。
リージョン | 香港 | 日本・シンガポール・シドニー |
新料金/月 | 0円〜250万円 | 0円〜250万円 |
旧料金/月 | 約30万円 | 約50万円 |
- 全リージョンで料金統一
- 使用頻度により料金が変動
- 個人利用やPoCのレベルであれば0円から利用可能
いかがでしょうか?従来香港リージョンだけお安い料金となっていましたが、今回の変更で全リージョン同じ金額でご使用いただけるようになりました。また価格に関してはImage Searchで作成した分類器の使用頻度や分類する画像(商品)の枚数によって変動する形になっています。個人で遊んでいただく場合や企業様のPoCもこれでやりやすくなったのではないでしょうか。
使い方で変動する料金
前項で使用頻度や画像の枚数で料金が変動するとお伝えさせていただきました。ここからはこの点についてもう少し詳しく触れていきたいと思います。
改めて料金が変動する要素は以下の通りです。
- Image Search APIへクエリを投られる制限値(1クエリ/秒〜)
- 画像アップロード上限値であるキャパシティの量(10万枚〜)
()の中は各要素の最低限の値になります。つまり最低スペックのImage Searchは1クエリ/秒, 画像(商品)数10万枚までのものということになります。このスペックであれば0円でお使いいただけます。個人で遊ぶ場合または企業様PoCでもタダでできるという意味はこの点によるものです。
マトリクスにまとめてみました
文章で書いていても変動の部分が理解しずらいかとも思いますので、以上のものを踏まえた新料金の変動を以下の通りまとめてみました。
キャパシティ | 制限:1クエリ/秒 | 制限:5クエリ/秒 | 制限:10クエリ/秒 |
~10万枚 | 0円 | - | - |
〜250万枚 | - | 91,200円 | 171,000円 |
〜500万枚 | - | 182,400円 | 330,600円 |
〜1000万枚 | - | 330,600円 | 627,000円 |
〜2000万枚 | - | 627,000円 | 1,174,200円 |
〜3000万枚 | - | 900,600円 | 1,675,800円 |
〜4000万枚 | - | 1,140,000円 | 2,120,400円 |
〜5000万枚 | - | 1,345,200円 | 2,519,400円 |
この表をご覧いただければ、クエリ制限と画像キャパシティによる価格変動が良くお分かりになるのではないでしょうか。最大スペックをみてみるとクエリ制限が10クエリ/秒となっており、画像上限が5000万枚となっております。ここまでのスペックとなるとある程度大きなECサイト向けということになってくるかと思います。またPoCが終了し、運用をし始めるという場合でも10~20万円からお使いになられてはいかがかと思います。
まとめ
今回はImage Searchの新料金体系についてお話してきました。いかがでしたでしょうか?特に使ってはみたいけどちょっと高いなと思われていた方には嬉しい情報だったのではないでしょうか?この機会にぜひ触っていただき、ビジネスへの運用という段階になれば少しずつスペックをあげていく形でご利用いただければと思います。それでは快適なImage Search LIFEを!