ソリューションアーキテクトの森です。 この度、Alibaba Cloudの日本サイトにてContainer Service for Kubernetesをリリースしましたので簡単にご紹介いたします。こちらまだβ版ではありますが、日本リージョンでも利用できますのでご注目いただければと思います。
Alibaba Cloud Container Service
Container ServiceはAlibaba Cloud上でコンテナ化したアプリケーションをデプロイ、運用できるサービスです。実は、Alibaba CloudのContainer Serviceは2種類ありまして、SwarmモードとKubernetesモードの2つをサポートしています。 今までは、日本サイトではSwarmモードのみの提供でしたが、先日Kubernetesモードのサポートを開始いたしました。
Container Service for Kubernetes
Container Service for Kubernetesは、2017 年に Certified Kubernetes Conformance Program で認定されており、ネイティブKubernetesで利用しているツールやプラグインともちろん組み合わせて利用することが可能です。
現在、サポートしているリージョンは下記のとおりです。 日本リージョンをサポートしている点は個人的にも嬉しいポイントです。
- 日本(東京)!!!!
- シリコンバレー
- バージニア
- 香港
- クアラルンプール
- 北京
- 杭州
- 上海
- 深セン
- 張家口
Container Service for Kubernetesの特徴
Alibaba CloudのマネージドサービスKubernetesでは下記あたりを特徴としています。
- Alibaba Cloudのプロダクトと連携
- プライベートネットワークはVPCを利用
- ロードバランサにはマネージドサービスだるSLBを利用
- データボリュームは、ブロックストレージやオブジェクトと連携可能
- ログデータはAlibaba Cloud LogServiceと連携可能
- など
- Kubernetes versionは1.9.7をサポート(2018/6/8現在)
- クラスターのアップグレード機能をサポート
- ノードのカスタムイメージサポート(CentOSであればカスタムイメージをサポート)
今回は簡単なリリースご報告ですが、今後もっとディープな内容を準備予定です。 ぜひ、Kubernetesにご興味ある方、お試しいただければと思います。