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「クラウドサーバー」と「共有VPS」は何がどう違うの?

サーバーを共有して使うVPSのサービスは、クラウドサーバーにも共通点があります。それでもクラウドサーバーのほうが注目されるようになったのには、共有VPSを上回るメリットがあるからです。ここでは、クラウドサーバーと共有VPSの違いについて、構成・物理・仮想・料金面でお話します。

「クラウドサーバー」と「共有VPS」は何がどう違うの?

構成面での違い

 

クラウドサーバーと共有VPSの共通点は、1台の物理サーバーを複数のユーザーで共有する点です。ただし、共有の仕方は、クラウドサーバーと共有VPSとでは全く異なります。共有VPSが、しばしばシェアハウスに例えられるのをご存じでしょうか。シェアハウスでは、キッチンや洗面所、バスルームなどが共用です。個室はあるものの、共用するスペースも多いため、1人1人がマナーに注意しないと家の中が荒れてしまいます。共有VPSも、他のユーザーからの影響を受けやすい点がネックです。

一方、クラウドサーバーは、マンションやホテルに例えられます。建物は同じでも、キッチンやバスルーム、洗面所などを備えた部屋が複数あり、それぞれが独立して利用できるため、干渉し合わない点が共有VPSとの大きな違いです。マンション内で誰かが極端に電気を使用しても、他の部屋の住人が電気を使えなくなるといったことが起こりません。

物理・仮想面での違い


「クラウドサーバー」と「共有VPS」は何がどう違うの?

物理的には、クラウドサーバーも共有VPSも1台のサーバーを共有しています。ところが、共有VPSがあくまでも物理的なスペースを分け合って利用するのに対して、クラウドサーバーは1台の物理サーバー内に仮想サーバーをいくつも設ける仕様です。用途に応じた仮想サーバーを構築可能で、途中で用途を変えることができる点も共用VPSとは異なります。

運用するサイトのアクセスが急増したときには、リソースを自由に増加できるのがクラウドサーバーのメリットです。アクセスが減少したら、リソースを減らすのも自由自在。小規模なスタートをして、必要に応じて拡大しやすいわけです。これは、検証・開発の段階でサーバーを使い始めて、本番環境へとスムーズに移行したい場合にも適しています。

ときには、環境を同じくするサーバーが複数必要になることもあります。そのような場合でも、クラウドサーバーなら環境を丸ごとそのままテンプレート化して別の仮想サーバーに適用可能です。たとえ過去に構築した経験のあるサーバー環境でも、一から構築し直すのは大きな手間がかかります。まして、対象のサーバー環境を構築した人が再構築を担当できない場合は、手間が倍増するでしょう。このようなリスクを回避して、誰でも簡単に同じサーバー環境をコピーできるのがクラウドサーバーの利点です。

クラウドサーバーには、ロードバランサーやバックアップ機能が標準装備されています。これにより、仮想サーバーを2台以上に増設したときも、ロードバランサーへの構成変更でDNSレコードの変更は不要です。快適に複数のWebサイト運用を続けることができ、サイトユーザーにもストレスを与える心配がありません。

料金面での違い

1つの契約で複数台の仮想サーバーを構築できるクラウドサーバーは、共有VPSのように用途ごとにサーバーを契約する必要がありません。このため、料金面では大幅なコスト削減が可能です。クラウドサーバーの料金設定には柔軟性があり、使用した分だけを支払えばよいシステムには効率のよさがあります。

共有VPSでは完全なる月額固定料金制がほとんどで、サービスの利用を始める時点で決めた規模を上回れば契約内容を更新しなければなりません。その点、クラウドサーバーは契約を変更することなく利用規模を拡大させていくことができます。料金は、使った分だけ上乗せされていくのです。無駄がないクラウドサーバーの料金システムは、大小問わず事業にチャンスを与えてくれます。

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