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クラウドサーバー構築手順(汎用例)

クラウドの環境は、多様な構成をすることができます。クラウドサーバー1台で最小限の基本構成、低コストでの運用を最優先した構成も可能です。クラウドサーバーの構築手順について、汎用例を紹介します。

クラウドサーバー 比較

クラウドのインストールと設定

クラウドサーバーの構築は初めての方には難しく感じられるかもしれませんが、実際にはサーバー側の設定は1回で完了します。クラウドサーバー側でサービスのインストールを行う際には、管理者の権限が必要です。インストールするディレクトリを指定したら、クラウドサービス・IISとの統合機能・設定ツールの3つから機能を選択します。ディレクトリ内にはSSCloudServices.configという設定ファイルが配置され、クラウドの動作を変えるときにはファイルの内容を編集すればOKです。

TCP接続やHTTP/HTTPSポートなどの各種設定を済ませたら、クラウドサービスを起動してみます。コントロールパネルの管理ツール内で「サービス」を開き、設定します。その後、「Sparx Systems Cloud Services」を右クリックして「開始」を押し、クラウドサービスが正常に起動するかをチェックします。クラウドサーバーを常時起動にしておきたいのであれば、プロパティ画面の「スタートアップの種類」を「自動」に設定しておくだけです。起動時に読み込むファイルを指定するほか、クラウドサーバーの情報を保存しておくHKLM内のレジストリの位置を指定するなど、起動オプションの設定もできます。

プロジェクトの設定とセキュリティの設定

グローバルなクラウドサーバーの比較

クラウドサービスに初めて接続したときには、プロジェクトは未定義です。プロジェクトを追加するには、「追加」ボタンを押して既存のDBMSリポジトリに対する接続をします。既にODBC接続が存在しているのであれば、「ODBCデータソース」ボタンを押して接続を指定することも可能です。ただしこれは、クラウドサーバーを実行するマシンで設定ツールを起動しているときのケースです。ODBCに関する設定を行う場合、システムDSNとして設定する必要があります。クラウドサーバーのプロセスが、Local Sreviceアカウントで実行されるためです。ODBCドライバの設定で、パスワードを保存することも忘れないでおきましょう。

プロジェクトの初回追加のときのみ、「設定」から「クエリの受け入れ」にチェックを入れておく必要があります。こうして設定内容を保存しておかないと、Enterprise Architectからプロジェクトへの接続ができません。合わせて、プロジェクトに対するセキュリティ機能を有効にして、ユーザーを定義しておきましょう。HTTPSでの通信以外では、通信内容が平文で送信されるためです。

モデルの転送

モデルの内容を新規に設定するか、転送します。方法は、プロジェクトの転送機能を利用するか、XMLファイルとリファレンス情報のファイルを利用するかの2種類です。

  • プロジェクトの転送機能を利用
  • FDBファイルを利用するか、DBMSリポジトリを利用するかで、手順が違ってきます。FDBファイルを利用するのであれば、Enterprise Architectのインストールディレクトリにある「EABase.FEAP」ファイルを編集しやすい位置へと移してファイル名を変更。Enterprise Architectを起動したら、「プロジェクトの転送」機能で既存のプロジェクト内容を作ったファイルに転送します。拡張子は、FDBに変更しましょう。

  • XMLファイルとリファレンス情報のファイルを利用
  • 既存のプロジェクトの内容をXMLファイルおよびリファレンス情報ファイルとして出力したら、空のプロジェクトにクラウドサーバーを通じて接続します。そこで出力されたファイルを読み込めば、完了です。FDBファイルでもDBMSリポジトリでも利用可能ながら、XMLファイルの入出力に長時間かかることもあるため、あらかじめ注意しておきましょう。

クラウドサーバーへの接続

Enterprise Architectからクラウドサーバーに簡単に接続するには、スタートページの「クラウドサーバーに接続する」を押せば良いです。あるいは、「プロジェクトを開く」画面の「クラウドに接続」ボタンを押しても、簡単に接続できます。

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